人に頼る力

吉田です。


日立の渡辺薫さんとのリレーブログ、『実務者が語るマネジャーの仕事』の記事として投稿します。


参考:『マネージャーの能力の限界


自分の力を信じられること、未経験のことでもやればできると感じられることは、人の成長においても、充実した人生を歩むという意味においても、とても大切な力の1つです。


アンジェラ・リー・ダックワース氏の「成功の鍵はやり抜く力」というTEDスピーチは、IQだけではない能力に人々の関心を集めるきっかけを作ることにつながりました。


この「自分はやればできる」「成長する力がある」と信じることと、自分の力でなんでもできると過信することは、似ているようで全く異なるところが難しいなあといつも感じます。


自分の力でなんでもやろうとしても、実際にはできないことは沢山あります。また、これまでの自分の経験から蓄積してきている、ある種の成功基準も、時代の急速な変化の中で、猛烈な勢いで変化してきています。ということは、「わかったつもり」「できるつもり」になりやすい・・・特に、これまで成果を上げてきている人ほど・・・という悲しい現実が、今、世の中を席巻しているともいえるでしょう。


では、やり抜く力を信じることと、自分にはできないこともある、わからないこともあるという認知は、どのように一人の人間の中で共存すれば良いのでしょうか。

まずは、肩の力を抜いて、等身大になってみましょう。


ありのままの自分、できることもあれば、できないこともある自分。

得意なこともあれば、不得意なこともある自分。

そんな自分を愛おしく思いながら、自分のダメなところを笑いましょう。


それができると、自然と適切に人に頼ることもできるでしょうし、頼ることを通じて、人の力を生かし、同時に自分も生かされていることが感じられるのではないかと。


「できないことのある自分」だからこそ、他者からの助けは重要です。それがあってこそ、自分の能力が十分に活用され、成し遂げられることが広がっていく喜びに繋がるのではないでしょうか。


やり抜く力は、そのような自立と依存の適切な関係性の中で継続して強化されていくものだと感じます。

株式会社ジョイワークス

〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビルヂング12階

TEL :  03-6869-7287