人財育成プロ養成講座2018 受講者インタビュー特別編

最終更新: 2月27日

株式会社パートナーエージェントは「世の中に、もっと笑顔を。もっと幸せを。」を企業理念に、結婚をすることが難しくなり、少子化がすすむ日本の中で、婚活支援サービスを行い社会に貢献をしている企業です。

従来の結婚相談所の枠から大きく飛び出し、データ、オンライン、AIを活用するなどにより、個人だけではなく、企業や地方自治体などにもサービスを提供しており、業績は順調に伸びています。しかしその業績アップの根幹を支えているのは「成婚コンシェルジュ」などの「人」を介しての顧客サービスです。


企業人としては人事統括部のリーダーで、個人としてはボランティア活動等で社会貢献にたずさわる鳥越さんに、ジョイワークスが創業以来毎年プロボノで行っている「人財育成プロ養成講座」にご参加いただいた感想をうかがいました。



株式会社パートナーエージェント / 鳥越美保氏

「完璧なまでのフレームワークと教育的解釈」がおみやげ

J(ジョイワークス):鳥越さんはいまパートナーエージェントさんの中でどんなお仕事をしていらっしゃるんですか。


T(鳥越さん):もともとは、弊社のお客様一人ひとりにご対応させていただく成婚コンシェルジュとして入社したのですが、その後社内の人材育成担当者として、弊社にご入社された皆さんが成婚コンシェルジュとして活躍するための職種別研修や、入社後研修、入社後のフォローを全国で担当させていただきました。

そののち、弊社の会員様向けのセミナー講師や、自治体様へのサポートなどもさせていただいておりました。


J:自治体ですか?


T:いま、アベノミクス新三本の矢のうち一本として「子育て支援」があるのですが、その中に「結婚支援」があり、自治体向けに予算が組まれ、多くの自治体様で婚活支援の活動を行っているんですよ。


J:ありますね〜。


T:自治体様で婚活に関する課が増えてきているようです。


J:へ〜!?


T:そうなんですよ。出雲市様には「縁結び課」があります。

多くの自治体様で婚活に取り組まれるようになってきましたが、とはいえ、まだあまりノウハウがないという課題がありますので、いくつかの自治体様で弊社のシステムをご導入いただいたり、サポートスタッフの育成ということで研修や講演をさせていただいているケースもあります。


その後は成婚コンシェルジュのトレーニングだけではなく、他の職種の皆さん向けの研修企画や運営、講師をさせていただいておりました。


そしていまは育成部門の中でも評価など人事制度に関するお仕事を担当させていただいているのですが、評価と育成は連動するべきたという上司の判断にて、育成担当の山口とともに今回は受講させていただきました。

(編集注記:パートナーエージェントさんは今回2名でご参加いただきました)


J:評価や人事制度も企業で人材を育成する上で大切ですよね。


T:はい、実は私が入社したときには関東に5店舗という事業規模だったのですが、おかげさまで、ここ数年で全国で30店舗と拠点数が増え、制度の見直しや再構築も必要な時期になってきています。


J:そんなふうにビジネスの規模が大きくなり、社内での人財育成の重要さが増し、鳥越さんの役目も物事を俯瞰で見るお立場になっていった中、今回の人財育成プロにご参加いただき、具体的にどんなことがつかみ取れましたか?


T:まず、人財育成プロに参加させていただいて一番のおみやげだったのが、「完璧なまでのフレームワーク、設計図」をそのまま提供していただけたことですね。

いままでも自分たちになりに「育成とは」「研修とは」ということを考えてやってはきましたが、これがあったらもっと良い研修ができていたんじゃないかなと思います。


もうひとつ、私個人として全6回の中で印象に残った学びは教育設計に「教育的解釈」を入れるということでした。


というのは・・・、おそらくどの会社様でも起きていることだとは思うんですが、まず大前提として、「企業理念」があり、「経営方針」があり、それを土台とした「人事ポリシー」があって、それらをベースにした「育成」という構造になっていますよね。


でもさきほど申し上げたように弊社の場合、事業規模や提供サービスの拡大など現場で求められることは変化してきているので、短い期間で育成テーマの変更が求められたりします。

その時に無計画に育成テーマを変えていくと全体として場当たり的なものができてしまうし、整合性の取れないものになってしまいますよね。なので、育成部門としてはテーマの変更に対して、全体が整ってから行うというように、「待たなきゃいけない」と思いがちだと思うんです。

そして、待つと今度は育成の速度が遅くなる、というようなことがあると思います。


でも、きちんとした設計図のもとに「教育的解釈」という概念を入れるということで理念や経営方針と整合性が取れたストーリーのある育成計画を作る事ができるということを学び、「待たなくて良いんだ」ということがすごく大きなおみやげでした。


もっと言うと、育成のゴール設定はただその仕事ができるようになるということを目指すのではなく、その上のレベル設定をする必要があるということも考えるのが「教育的解釈」ということであるというのが、すごく腑に落ちたことでした。


J:人財育成プロで学んだ「人事が考える期待人物像」を「教育的言葉」に翻訳するという考えですよね。


T:講座で田口さんが言ってくれてたんですが、「人事から会社を変えられる、元気にできる」ということを実感できて、そんな部署に所属しているよろこびを持ち帰ることができました。


すごく大切なことだと思ったのは、やっぱり「組織を作るのは人で、その一人ひとりが成長し、元気になっていくことが会社全体の成長につながっていく」ということですね。


J:特にパートナーエージェントさんのように人が人に関わるビジネスをされていらっしゃるとそれってすごく重要なことですよね。


T:本当に重要なことだなと思います。


J:では、次にお伺いしたいのは、他社の参加者の方がたと一緒にワークを行っていただいたのですが、そこで学んだものがあったらお聞かせいただけますか。


T:まず、本当にいろんな方がいて、いろんな視点があるんだなということですね。

ひとりで考えたり、自社で考えたりするとどうしても似たような思考になってしまうので、ぜんぜん違うタイプの方のご意見とかを聞くことができる機会だったので、勉強になりましたし、刺激になりました。


J:なにか具体的にお話いただけることはありますか?


人の入れ替わりによって役割が変わり、意見が変わる

T:どうしても人事って守りのイメージがあるんですが、私達のチームでは「これからは攻めの人事だよね」って言う意見が出ていて新鮮でしたね。

あと、今回私が参加していたチームって比較的固定メンバーだったんですけど、どうしてもお仕事の都合でお休みをする人がいたりするんです。

そうすると人の役割が変わるんですよね。

ひとりの方がファシリテーターの役割してくれることが多かったんですが、その方がお休みの日は他の方がファシリテーションをしてくれるんです。そうすると自分の役割にも変化が起きて、結果的にチームの考え方も変わる感じです。

自社だと自分の役割って大体決まっているじゃないですか。ファシリテーションをする人、板書をする人、という感じでだいたい誰が何をやるかが決まっていると言う。

だから、人の入れ替わりによって役割が変わり、意見が変わるというのは面白かったです。

そんな中で意見をまとめていくことのプロセスが勉強になりましたね。


J:それを持ち帰ってなにか活かすことはできましたか?


T:ゼロから意見交換をして創り上げるという過程は、会社でというより、プライベートでボランティア活動に参加しているのですが、そこで活用できるようにトライ中です。


あと、今回参加されている方々が人事や教育の専門の方々だったので、みなさん情報の引き出しが多くて、意見が増幅してプラスアルファの情報がどんどん上乗せされていく感覚だったので普段の感覚より何倍もの情報交換できた時間でした。

講座が終わった後も連絡を取り合って情報交換をさせていただいている方もいらっしゃいます。


いままでもきちんとしたアウトプットを出すためには、インプットをしなければいけないという考えから定期的には学びの場にできるだけ行くようにしてはいたんです。でもそれは、「育成者としての学びの場」というよりは、「社会人として、ビジネスパーソンとしての学びの場」に行く機会が多かったんです。

なので、今回は、いまの「人財育成の動向や求められているもの」を学ぶことができてよかったです。


事前課題が解決

J:今回の人財育成プロにご参加いただくにあたって事前課題を書いていただいていました。

確か鳥越さんは

「会社が次のステージに進んできているので有効な育成体系を確立していくことが次のミッションになってくる。今回のトレーニングにて教育体系づくりの基本を学ばせていただきたい」

というようなことを書いていただいていたのですが、実際講座を終えてどうでしょう?


T:解決しました。


J:おー!


T;先程言申し上げた、設計図と教育的解釈をいただいたこと、それについてトレーニングできたことで解決の方向性が見えたと思います。

今まさに人財の育成にとっては基盤強化の時期だと思っているので本当に良いタイミングで参加させていただきました。

新入社員についても講座で体験したフレームワークを使用して期待人物像を組み上げることもできました。

今その最後の仕上げ中です。


J:楽しみですね。

T:はい


J:では最後に、次回以降の人財育成プロ実施についてについてなにかご要望や提案があったらお聞かせください。


T:そうですね〜・・・

たとえばランチをはさんでの学びにしても面白いと思います。

研修の中で一旦オフの時間を入れることによって、オンの時間ではできなかった対話ができることってよくありますよね。

そういう時間をあえて作ってみても面白いなと思いました。


J:なるほど、面白いですね。検討してみます。


T:あと、この内容だったら有料でも参加したいと思いました。


J:ありがとうございます。

でも、これをプロボノで行うことがジョイワークスの意志なので、今後も無料で行っていきます。

今回はご参加いただきありがとうございました。


T:こちらこそありがとうございました。


事務局より:

2019年度人財育成プロ養成講座(教育編)は近日中に応募開始の予定です。


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