仕事の定義は変わらざるを得なくなってきている

吉田です。


4月の第2週目が終わりました。

3月から、お客様先も含めて完全リモート体制がほぼ整い、家から出ることがほとんど無くなりました。同じ様な変化がある方も多いことでしょう。


中止になった案件もありますが、お陰様で様々なプロジェクトは、オンラインでも継続進行可能な状態が作れており、様々な方々の努力や、テクノロジーの進化、そして、初めてのチャレンジであっても「やってみよう」と一緒に活動してくれているお客様先のメンバーの方々や、弊社スタッフにとても感謝しています。


全てがオンライン化されてしばらく経って感じているのは、「移動」という必要性がなくなったことから、オンライン上でのコミュニケーションが猛烈に小刻みになされる様になったことです。これまでは、お客様先を訪問するために、間に少なくとも30分、通常は1時間程度は移動を含めた時間の隙間があったのですが、これが全く無くなりました。


1日に4本も5本もオンラインでのミーティングがスケジュールされ、社員や、社外のプロジェクトメンバーの方々とのコミュニケーションが同時進行的にコミュニケーションツールの中で行われます。


この様な状態をしばらく続けてみて、体感しているのは、「組織」や「部門」というもののバウンダリーが、どんどん見えにくくなってきているということです。誰かの承認をとって、会議をセットアップして・・などという手続きが、オンラインコミュニケーションに移行することで、ほぼなくなってきているためと思われます。


「こんなこと必要じゃないですかね?」

「そうだね、じゃあ、10分後にここで・・(ZoomのURL)」


で、必要そうな人がその場に集まると言った具合です。


忙しい部長陣なども、


「30分時間ください」


と頼めば、オンラインでなら、朝一に捕まえられたりします。


この様な動きの中で、ふと感じるのは、「仕事」ということの定義の変化です。


依頼者とか、依頼の受託者という関係性を乗り越えて、能動的に目的にあった活動を選択しようとすれば、どんどん動くことが可能になりました。


そして、目的達成のために必要な人に、どんどん声をかけて実現していくことも可能になる(以前からそういう動きが得意な方はいらっしゃいましたが、全てがオンライン化されて、そのハードルは下がった気がします)


ただし、組織や部門と言った構造体の中での動きが薄くなったことの反面、とても重要度が上がったことがあります。それは、みんなが賛同したいと思う様な「目的」と、その実現に向けて、どの人がどんな興味、強みを持っているかを知っていることではないかとつくづく感じます。


公園を散歩してみたら、葉桜が綺麗で・・

仕事を「分割」することで、効果的に量産される世界が、少なくとも私が生まれてからはずっと続いてきました。仕事とは、その中で効率よくこなすことを良しとされてきた部分もあるでしょう。正しく、早く、捌ける人が優秀とされてきたかもしれません。


今、私たちは、いろいろな活動を止めざるを得ない状況に追い込まれ、本当に何が大切なのかを問われている様にも感じます。ある意味、スローダウンを余儀なくされていく社会の中で、本当に成し遂げたい目的に向かって進みたいという、人が本来持つ欲求を呼び起こすタイミングがきている様に感じます。


長いこと、職場で語ることを憚られてきたかもしれない、「本当は成し遂げたいと思ってきた目的」は、きっと私たちの中で目覚めたいと胎動を始めているのではないでしょうか。ずっと、正しい答えを自らの外に探し求めていた人たちも、自らの中にある胎動を感じる時がきている様に思います。


私自身も、自分の中で目覚めてくる動きに、じっくりと耳を傾けたいと、COVID-19環境下で思う週末です。


週末に聞きたい素敵なムービーがあったので、最後に。皆様、どうぞ良い週末を。




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