信じて任せる(おわりに)

今回が「実務者が語るマネージャーの仕事」リレーブログ、渡辺の投稿の最終回です。


ここまで読まれたマネージャーの方は(長期間にわたり、おつきあいいただき、本当にありがとうございます)「改めて言われなくても分かってるんだよな、でも、なかなか……」と思われたのではないかと思います。自分で読み返してみても、常識的なことしか書いてこなかったように思います。


では、なぜ「言われなくても分かってるのに、でも、なかなか……」なんでしょうか。リレーブログの1月30日の投稿で、山本五十六の以下の言葉を引用しました。


「やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」


この中で、一番実行に移すのが難しい、実行するのに抵抗を感じるのは「信じて任せる」ことではないかと思います。信じて任せるのは「怖い」です。「信じて任せて失敗した経験」は私にもあります。信じて任せるのが「怖い」から、ついつい細かい事に口を出し、マイクロマネジメントをしてしまうのだと思います。


たぶんマネージャーはこう思っています。


「信じて任せても大丈夫だと、部下が証明してくれたら、信じて任せるられるのに」


たぶん、部下はこう思っています。


「信じて任せてくれれば、信じて任せても大丈夫なことを証明できるのに」


私は、このジレンマをブレークスルーするには、マネージャーが「部下を信じて任せる」ことから始める……しかないんだろうと思います。怖くても、失敗するかもしれなくても、裏切られるかもしれなくても、それでも、まず信じて任せなければ始まらない。


マネージャーの友達は「愛と勇気」だけ……なんだろうなあ【BGM:アンパンマンのマーチ】

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