未来はどのように作られるのか?

最終更新: 4月26日

今週は、とても充実した1週間ではあったものの、金曜日にちょっとモヤモヤするというか、いえ、もっと「悲しみ」のようなものを感じるやりとりがあって、週末はなんとなくダークにスタートした私です。


天然 楽観主義者のような私が、どんな理由で落ち込むのか、自分でも自分を観察しながら面白いなぁと感じました。発見したことは、私は、自分の周囲にいる人が、自らの内側から湧いてくるモチベーションを仕事を通じて感じられていない、あるいは、そう言ったモチベーションに光を当てようとするのではなく、自分の外側にあるなんらかの正しさに従って仕事をしているような時、猛烈に悲しくなるようです。時に怒りを伴うこともあります。(笑)


私のこの感情の源は、おそらく、私の幼児体験から続いてきているのだと思いますが、その話しは長くなるので、またの機会においておくとして・・・


資本主義経済の中で企業活動を続けていく以上、自由競争による利潤の追求が求められることは前提にはなります。だからこそ、「自分の外側にあるなんらかの正しさに従って仕事をしている」ケースの筆頭として、企業の数値(売上、利益)目標をいかに実現するかということが、意思決定の中核におかれ、無味乾燥な目標設定や、指示命令が繰り返されることになるのかもしれません。


定量的な目標設定は、全く否定しません。でも、それによって、働く人たちの内発的なモチベーションによって職務が行われないような状況が定常的になっているとしたら、それは、企業にとってもとても大きな問題でもあると考えています(私が悲しいかどうかの問題だけでなく)。


自分自身の内面を置き去りにしてはならない理由の主なものとして、次の2つがあると私は考えています。


1つ目は、未来は、私たちの選択によって生成され続けているということです。


先のことが分からないのは、今も昔も変わりません。事実、今年の初めに緊急事態宣言を予測していた人は多くはないでしょう。でも、私たちには意思を持って望ましい状態を作り出す力はあります。結果を見据えて行動を選択していくことは重要ですが、単なる予測を繰り返したところで、それは「予測」の域を出ることはないのです。


以前よりまして先が見えなくなっている今だからこそ、多くの人がエネルギーが湧いてくるような、望ましい目的に向かってチームが行動を選択していくことが、より確実に望ましい未来を実現することに繋がります。つまり、個人個人の意欲が高くなればなるほど、より強いコミットメントに繋がり、その中での個々人の選択が未来を生み出していくわけです。


上司や会社に従うだけではなく、自らのエネルギーでその目的を達成したいと思えるか。難しい時代、複雑な時代だからこそ、内発的なモチベーションの重要性は、単なる職場環境の問題ではなく、企業の成長、成功にも不可欠になってきていると思います。


2つ目は、より良い行動を選択するための情報は、より多くの知識や経験から生み出されるということです。


市場の求めるものが簡単には見えにくくなってきている今、マーケットの中にある痛みを、より深く認知する力が企業の発展のために必要になってきています。当人すらも、もしかしたら明確に認知することができなくなっているかもしれない痛みや、困りごと、煩わしさをなんらかの形で、大きく取り除くことができれば、それは市場に提供する価値として歓迎されることは間違いないでしょう。そして、他者の痛みを認知する能力は、実は、自分自身の感情を認知する力がベースとなって発揮されます。自らの経験とそこで生まれる感情を認知できることで、他者の痛みや喜びを想像する力となり、事実情報との結びつきの中で仮説構築が可能になります。また、このような情報が偏らないためには、1つの価値観や方向性から見るのではなく、多くの視点が必要になります。


より複雑な物事に対処できるようにするためには、誰もが世の中の状態にアンテナを立てて、課題を掴み取る必要があり、その前提となるものが、他者の痛みや喜びに共感することや、自らの経験の中での課題感であり、それには、様々な感情の認知が必要になるのです。



モチベーションや共感、感情の認識は、感情知能(EQ)と呼ばれる領域の開発にかかっています。しかし、企業内では、まだ、「感情は職場の外に置いて来るもの」という無自覚のルールがあるように見えます。


COVID-19により、より大きな課題に向かおうとしている今、私たちは見えない未来に振り回されるのではなく、どのような未来を生み出そうとしているのか、そのためにどのような行動を選択するのか、内面に問いかけることがより重要になってきているように感じます。


さて、私がなんだかやるせない悲しみに囚われた、小さな出来事。自分自身で悲しみの根元を紐解いて行ったところ、意外と大きなところに結びつきました。(笑)

感情が伝えてくるメッセージは、とても大きくて、「このやるせなさをあなたはどのように変えていきたいの?」と問われているのではないか・・と感じています。

自宅にいる時間が増えた分、実は、内省するには、もってこいの環境なのかもしれませんね。


来週から、また、私も仕事を通じて自分が望ましいと思う世界をみんなと一緒に生み出したいと思います!

ジョイワークス は、感情知能開発のパイオニア、シックスセカンズジャパン社とパートナーシップを結ばせて頂いています。先日、シックスセカンズ本部の英文記事の翻訳をさせていただきました。こちらも是非、参考にしていただければ。翻訳を通じて、「変化は内側から始まる」というキーワードがとても刺さりました。


『世界は、躍進する女性リーダーを求めている』

https://6seconds.co.jp/eq-articles/the-world-needs-women-leaders



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