目的の理解

チーム(部下)が「目的を正しく理解」することは、マネージャーの責任であると考えています。部下に目的を正しく伝達するだけではなく、正確に理解したかを確認するまでがマネージャーの責任であり、「伝達した」「指示した」ことで責任を全うしたことにはならない、という意味です。


チーム(部下)に「伝達した」「指示した」だけで、その理解を確認しないで仕事を進めさせることは、本リレーブログの冒頭で説明した「チームのモチベーションを高めるためのマネージャーの行動」と、「人材育成のためのマネージャーの行動」の基本からはずれた行動であると思います。


場合によっては、マネージャーがチームとのディスカッションによって目的を設定し、共通認識を図ることもあると思います。その場合であっても、そこで合意された「目的の正しさ」と、「共通認識を得た」ことについては、マネージャーが責任を持つべきであると思います。後から「目的が間違っていた」ことや「認識の共有が不十分だった」ことが判明したとしても、それをチームもしくは部下の責任としてはならないと思います。


しかしながら、私の経験では、マネージャーが「仕事の目的を正しく理解していない」もしくは「明確かつ正しい説明をしていない」にもかかわらず、マネージャー自身がこの誤りを自覚していないケースも少なくありません。また多くのマネージャーが「一方的に指示する」のみで、チーム(部下)が正しく理解したかの確認までは、行っていないのではないかと思います。


多くのマネージャーが、これらを実行できない原因は、マネージャーが目的を正しく理解し、正確に説明するための知識(技法)を有していないことにあるのではないかと考えています。ロジカルシンキングの基礎を習得していない(実践していない)という言い方もできるかもしれません。次回以降「目的を正しく理解する/説明する」ための最も基本的な技法を紹介していきます。

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