「相手を理解する」ってどういうこと?

吉田です。


ホームページが新しくなったので、ちゃんとブログを書こうと思ったにも関わらず、前回の投稿が12/9。その後、あっという間にクリスマスも過ぎて、今日は12/26。17日も経ってるじゃないですか・・。がっかり・・orz


12月の頭で1週間、ポーランドに滞在した余波で、仕事が全て、そのあとにギューーーーーッと寄ってしまったのですから、仕方ありません。出張出張・・の12月でございました。


さて、気を取り直して・・

前回のブログで、「働く」と言うことにおいて、「あの人と働きたい」と思ってもらえることの重要性が上がってきているということを書きました。


これから "働く" ために必要になること


私の周りにも、明らかに「選ばれている」人がいらっしゃいます。

部門や組織を飛び越えて、相談が持ちかけられたり、転職しようかな・・と呟けば、「ちょっと打ち合わせでも・・」とさりげないお呼びの声がかかったり。


これらの人たちを観察すると、いくつかの特徴が見えてきます。


私が個人的に「選ばれてる感」たっぷりな方から強く受け取ってる特徴を、ピックアップすると、以下の3点かな・・と。


  1. 対人関係能力が高い

  2. 相手の成功を支援するマインドセットがある

  3. 自分自身の明確なビジョンに向かって進んでいる


こうして改めてリスト化してみると、「選ばれて当然だな」と言う一覧になっていますね。そして、これら全てを手に入れるのは、決してたやすいことではないのも事実かと。はい、私も精進して、モデルを示してくださる方々を見習いたいと思います。


そして、「見習う」ために、少々分析していきたいと。


特に、「1. 対人関係能力が高い」には、非常に多くの要素が含まれますので今日のテーマとしたいと思います。




対人関係能力が高い人の特徴を分析してみる


対人関係能力が高い人には、どのようなスキルや能力があるのでしょうか?


対人関係能力は、英語ではヒューマンスキルと呼ばれますが、ヒューマンスキルをマネジャーのスキルの1つとして定義したロバート・カッツ教授(ハーバード大学)は、ヒューマンスキルに含まれる7つの項目を以下のように定義しています。


  1. コミュニケーション力

  2. 交渉力

  3. 向上心

  4. プレゼンテーション力

  5. 動機付け(働きかけ力)

  6. ヒアリング力

  7. リーダーシップ

参考:日本の人事部『マネジメント・管理職に求められるスキル



「対人関係」能力ですから、当然、自分と他者との関係をうまく構築することができる能力をさしている訳で、その中に、相互にやり取りする「コミュニケーション力」や、こちらの意図や思いを伝える「プレゼンテーション力」、「交渉力」、相手の話を聞き理解する「ヒアリング力」が含まれるのは、当たり前と言えば当たり前かもしれません。


そして、これらの能力やスキルを向上するための、とてもとても大切なベースとなるものが、「相手を理解する能力」だと私は考えています。


とは、言うものの、相手を理解することは、とてもとても難しいですね。そもそも、自分自身もよく理解できていないのに。

ん?「自分自身もよく理解できていないのに」?



そう、ここがポイントではないかと。


「相手を理解する」ことを言い換えると、「自分と相手がどのように異なっているのか、あるいは、類似しているのか」を理解することに他なりません。


コミュニケーションをとると言う、もっともベーシックな対人関係のスキルにおいても、自分が何をどう認知しながら、この会話をしているのか。それに対して、相手は、どのような認知でいるのか。ここを捉えられるかどうかが、建設的な会話や、その場で必要とされている会話が成立するかどうかに関わってきます。


話がすれ違うとか、なんとなくスッキリしない、モヤっとすると言うレベルから、前に進めない、対立が解消しないなど、少々シビアなレベルまで、コミュニケーションがうまくいかない理由の背景には、人それぞれの物事の捉え方の違いが存在します。


この物事の捉え方の違いにアンテナを立てるためには、まずは、自分自身のメンタルモデルを理解している必要があります。


メンタルモデルとは、自分が物事をどう判断するかの軸になっているものです。それによって、自分なりに物事を認知し、解釈します。つまり、このメンタルモデルが異なれば、当然、その人は、同じ事象に対して異なる捉え方をする訳です。


参考:コトバンク メンタルモデル


ジョイワークスの仕事として、お客様企業の組織変革を進めていく中でも、私自身のメンタルモデルを明確に認知することの重要性を毎回毎回、思い知らされます。


そんな自分と相手の違いを意識しながら、相手の認知を確認する対話ができて初めて、お互いが理解し合える状態が生まれます。その認知が正しいとか、正しくないとかではなく、「そう捉えている」と言うことが相互に理解されると、お互いに「理解してもらえた」という感覚を持ちます。


このような、「相手を理解しようとしながら進められる会話」は、まずは、自分自身のメンタルモデルを把握して・・いえ、もうちょっと正確に言うと、「自分自身のメンタルモデルを把握しようとする努力を怠らずにいる」ことがベースになっていると言えるのではないでしょうか。自分が物事をどう捉えるかを事前に全て把握していることはできませんが、自分の傾向を「把握しよう」とアンテナを立てていることで、徐々に自分がわかってくるものなんじゃないかと。


だいぶ長くなりましたが、対人関係を構築する上で、相手を理解することはとても重要です。そして、相手を理解するためには、自分自身のメンタルモデルを、いつも把握しようと努力しつづけることが重要なのだろうなぁ・・と修行じみたことを感じている私です。


そう、ある意味修行かもしれませんが、それによって、双方の意見がたとえ異なっていようとも、お互いを理解しようとする関係性が築いて行けるのと同時に、互いの異なる視点によって、より深みのある、建設的な対話が可能になり、ああ、あの人とまた対話したいな・・と「選ばれる人」になるのではないかと思います。


ああ、やっぱり「選ばれる人」は、「努力の人」です。2019年も頑張ろう!!



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