
『新しい時代のマネジャーの教科書~適応課題の解決力を鍛える』の教材が完成しました。
バブル崩壊の日本企業は、「3つの過剰(雇用・設備・負債)」の克服が最重要課題でした。2005年の経済財政白書で3つ過剰が解消されたことが宣言されましたが、克服するプロセスで大切なことが失われてしまいました。 現在の日本企業に課せられている課題は、以下の3つです。 高生産性企業への転換・・・・・・先進国7カ国中最下位 イノベーション企業への転換・・・世界競争力で65ヵ国中30位 働きがいのある企業への転換・・・139カ国中132位 「3つの転換(生産性・イノベーション・働きがい)」の実現は、手法を適用すれば解決できる技術課題ではなく、適応課題の解決力が求められます。 VUCA時代では、適応課題の解決力こそが競争優位性を確立するための鍵となります。 本テキストの主な内容は以下の通りです。 世界標準のマネジメントを理解し、適用する マネジャーがどのような態度で適応課題に挑み、どのような思考プロセスで適応課題を解決していくかを学習する そのうえで新しい時代のマネジャーとして、いかに未来に備えるかを考える 巻末:人材育成の基本スキルをマネジャーがどう活用す