組織開発とは④:組織能力の劣化を食い止めよ!

かつての日本企業の現場は、世界中からベンチマークされる存在でした。

QC活動はアメリカに里帰りしてTQMに進化し、KAIZENも英語になりました。

これだけ世界に影響力を持っていた日本の現場の組織能力に異変が起きているように思えてなりません。


いま多くの企業で教育体系の見直しを考えています。

教育体系の見直しをする際に、管理技術を体系化することも重要なテーマの一つです。

“QCやIE、VEを教えられる人は社内にいますか?”という問いに即答できる会社が少ないが実態です。

現場でスキルマップを活用している企業もありますが、“レベル4は教えられるですよね、レベル4の人は実際に教えていますか?”と問うと、ほとんどの企業の答えは残念ながら“No”です。

悲しいことですが、これが厳しい現実です。


あるワークショップでの印象的な会話を紹介します。

 今日のワークショップでよくわかりました。

 現場では作業しか教えてないので、モチベーションを高めろといっても無理なことがわかりました。


日本の現場の実態をよく表している言葉ではないでしょうか、

日本の現場では、かつては技術課題であったことが、今ではその解決力がないために適応課題になっていることがわかります。

有名なギャラップ社の世界比較調査で、日本の働きがいは139カ国中132位という厳しい現状になっています。

この厳しい結果との関係性も見えてきます。


かつては小集団活動を通じて、「QC7つ道具」に代表される管理技術を学習していました。

学習したことを生かせる場が目の前にありました。

QC活動がマンネリ化してその活動を中止すると、学習の場も活用の場もなくなり、ただ作業を教えることだけが残りました、


いままさに現場の組織能力を高めることが求められています。

あなたの職場では、適応課題を解決するための組織能力は備えていますか?


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