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戦略人事への旅②:まずは業界誌を手に取ろう!

どんな職種でも職種特有の基本知識とスキルを習得することからキャリアは、スタートします。

厚生労働省が提供している「職業能力評価基準」や「職業能力評価シート」を活用することも有効です。

職種ごとの基本知識を解説した書籍も出ています。

その会社特有の知識やスキルに関しては、ISOで定義されていたり、各種マニュアルも用意されていることでしょう。

オペレーションを学ぶ環境は整っていることがここからもわかります。


オペレーションの業務は、企業経営が行われることによって必ず発生します。

たくさんの経験を積むことができ、状況対応力や判断力は磨かれ、オペレーション業務に精通します。

失われた30年で業務の効率化中心の活動によって、オペレーション業務はより一層磨かれました。


専門職としての職業選択をしている人や先端技術を扱っている人は、自らの専門性の維持向上を継続的に行っています。

この継続学習が活躍力となります。

自らの専門性を意識しないとどうなるでしょうか。

オペレーション中心ならば、一度基本を身につければオペレーション自体が大きく変わらない限り、継続学習をする必要がないのかもしれません。

そのため専門性を身につけることは難しくなってしまいます。


どんな職種でも専門誌がありますが、どれだけ読まれているでしょうか。


私の経験からも、専門誌を隅から隅まで継続的に読むことで専門性が高まることを実感しています。

専門誌には、その業界や職種のメガトレンドやその時々の話題のテーマほか、人材育成や法改正、海外事情などが紹介されています。

隅から隅まで業界誌を読むことで、色々なことが繋がり、本質が見えるようになってきます。

隅から隅まで読むことで、“自分が何を知らないか”もわかります。

興味のある記事だけ読んでいては、トレンドをキャッチできても、本質理解には至らないのではないでしょうか。。


戦略人事への旅支度として、人事・労務・教育に関する専門誌を手に取って、隅から隅まで読んでみてはいかがでしょうか。


コロナ前、私は毎月一日国会図書館に行って、たくさんの業界誌を隅から隅まで見る日を設定していました。(コロナ禍で国会図書館は予約制になっている)

この活動をまた再開できればと思っています。

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