ポストコロナ時代の教育を考える⑥:新入社員のための毎月教育(その2)

今回は、「TYWレポート:自己成長のPDCAを回すためのツール」についてご紹介します。

リフレクション(内省)は、自分自身の仕事に対する考え方や行動を客観的に振り返ることをいい、 成長スピードを飛躍的に高める方法です。

リフレクションのツールとして広く使われているものに「YWT」(注1)があります。

YWTとは、やったこと(Y)、わかったこと(W)、次にやること(T)の リフレクションの思考手順を表したものです。

とてもシンプルで、使いやすいツールです。


「TYWシート」はYWTの順番を、研修後に次にやること(T)、やったこと(Y)、 わかったこと(W)に並び替えたものです。

「TYWシート」は、スプレッドシート(注2)を活用します。

新入社員は、研修終了後に「次にやること(T)」を記入します。

次月の毎月研修に参加する前に、その月に職場で「やったこと(Y)」と やってみて「わかったこと(W)」を書き込みます。


スプレッドシートならば同時編集も可能なため、 複数の新入社員が同時に書き込むことも可能です。

一覧になっていることから、次のような効果が生まれます。

 · 同期の仲間がどんなことを職場で実践しているかがわかる

 · 同期の仲間がどんなことを学んでいるかがわかる

 · 自分の成長の軌跡が残る

 · 同期の仲間との成長度合いの違いを確認できる

 · より高い成長ニーズが醸成される


同期は、気の許せる仲間であると同時に、いい意味でのライバルでもあります。

互いに競い合い、学び合うことで、より一層の一体感が生まれます。

その結果として、成長スピードが向上するため定着率も合わせて向上します。

「TYWシート」は、ポストコロナ時代だからこそ試みたいツールではないでしょうか。




















(注1):YWTの私の知る限りの原点は、『技術者の知的生産性向上−技術KI計画』岡田幹雄(著)      日本能率協会マネジメントセンター です。

(注2)Google社が提供する表計算ソフトで、同時編集が可能

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