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研修効果を最大化する③:教育効果は企画運営する人のスタンスで決まる

教育効果を上げるための最大のポイントは、研修のゴールを教育効果測定のレベル3・4に設定することです。

いままで企業内で行われてきたほとんどの研修のゴールは、レベル1・2でした。

レベル1・2で研修ゴールが設定されている場合、学習した知識・スキルを活用するかは研修参加者の判断に委ねられます。

多忙な業務を抱える中で、新たな活動を起こすには膨大なエネルギーが必要です。

参加者も必要性はわかっていても、自ら行動変容を起こして活用するには至らないでしょう。

その結果、“やりっぱなし”の状態になってしまいます。

ポストコロナ時代の教育では、やりっぱなし状態から脱却したいものです。


研修のゴールを教育効果測定のレベル3・4に引き上げるためには、何が必要でしょうか。

最も必要なのが、研修を企画運営する側の態度変換です。

教育を企画運営する立場にあるあなたは、何に責任を負っていますか?


研修に責任を負っている人にとって大切なことは、研修が確実に実行され、参加者から高評価を得ることです。

この立場に立つ人は、研修アンケートを最も気にします。

人材育成に責任を負っている人ならば、研修を通じて参加者が成長することを願うでしょう。

この立場に立つ人は、参加者およびその影響を与える人々の変化や成長を気にします。

実力は、学習した知識やスキルを実務で活用し、実践して成果を上げることで得られます。


人材育成に責任を負う人ならば研修のゴールは、教育効果測定のレベル3・4がターゲットにするのは必然です。


教育効果を決定づけるのは、教育を企画運営する人のスタンスで決まることがここからもわかります。

教育効果を最大化するための第1の鍵は、教育を企画運営する人の態度変換を促すことです。

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