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アクションラーニング②:アクションラーニングの歴史

アクションラーニングの歴史を振り返ってみたいと思います。[1]


· ケンブリッジ大のレグ・レバンズが1930年代に取り組む。科学者が問題意識を共有し、お互いが質問し合い、グループメンバーからサポートどのように受けるかを観察する

· レバンズは1945年に英国国立石炭団連の教育トレーニング部門の初代ディレクターとなり、マネジャーによる4~5人の小グループを形成し、互いにコンサルタントの役割を果たし、30%の生産性向上を果たした

· レバンズは1955年に英国産業行政部教授に抜擢され、王立診療所の看護婦の高い離職率の解決に、約40の分科グループ(医者・看護婦・管理スタッフで構成)でアクションラーニングを実施し、役割の相互理解により問題を解決する

· レバンズはその後アクションラーニングの概念を世界に普及し、1995年には最初のアクションラーニングの会議を主催する


以上のことからも、アクションラーンングにおけるレバンズの貢献の高さを伺うことができます。


そして、「アクションラーニング」という言葉を世の中に広まったのは、ジャック・ウエルチが主導した「GE革命」ではないだろうか。

ジャック・ウエルチは、クロトンビル(GEの企業内ビジネススクール、現ジョン・F・ウエルチ・リーダーシップ開発研究所)で実施していた研修プログラムをアクションラーニングに変えたことが、当時流行ったGE関係の多くの書籍で広く知られました。


昨日のブログでお伝えした通り、私たちのチームは“参加者の課題を教材とする研修”を行なっていました。

私たちの行なっている仕事は、アクションラーニングである認知し、チーム名をアクションラーニング・チームと改めて、アクションラーンングの名の元でで活動することになりました。


[1] 「アクションラーニング研修マニュアル」マイケルJ・マーコード著、日本能率協会マネジメントセンター発行

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